■ これまでの歩み
きさらぎ会は、認知症の人を毎日介護されている介護者の方の「月に一度でも、ほっとできる場が欲しい・・・」という要望から、平成8年2月に発足し、30年近く活動を続けています。体験者でなければ理解されにくい日頃の介護疲れから解放され、介護者同士の”ほっとできる場”をめざしています。さらに、認知症についての理解や対応方法、福祉サービスの活用方法などについて、皆さんと共に勉強してきました。この約30年間、認知症高齢者施策は変化し続けています。痴呆から認知症への呼称変更もありました。介護保険制度や成年後見制度も導入され、様々な介護サービスを利用できるようになりましたが、自宅で孤軍奮闘している家族がいるのも現実です。今は、情報の時代と言われます。しかし、大量の情報があっても、必要な人にその情報は届いていないのです。ひとりでも多くの介護家族が、共に語り合える仲間に出会い、共に学び合い、理解し合える場に、是非参加してほしいと思います。共に信じ合うことで、本物の言葉で情報交換ができ、心を軽くして次の介護力となり、「支えあっていこう」というエネルギーに変えてくれるのかもしれません。
■ 活動内容
【懇談会】
原則として毎月第1月曜日の午後1時30分~4時に、国分寺市「いずみプラザ」(国分寺市泉町2-3-8)において開催しています。毎回、市内全域から参加されています。
【講演会・勉強会】
「最新の認知症治療方法」、「最新の認知症治療薬」、「介護保険制度の概要」などについて、年4回程度、講演会、勉強会を開催しています。
【介護施設見学会】
デイサービスや特養ホーム、グループホームなどの介護施設の利用を検討されているご家族のために、年1回程度、これら介護施設の見学会を実施しています。
■ 懇談会の開催予定(令和7年4月~令和8年3月)
場所は国分寺市「いずみプラザ」です。部屋は2階健診室を予定していますが、変更になる場合もありますので、1階の案内の看板等でご確認下さい。都合の良い時間での参加や途中での退場など自由です。
【注意】以下の予定に変更が出る場合がありますので、毎月15日発行の「市報 国分寺」でご確認下さい。
<令和7年4月>
4月7日(月)午後1時30分~4時
<令和7年5月>
祝日と重なるため休会
<令和7年6月>
6月2日(月)午後1時30分~4時
<令和7年7月>
7月7日(月)午後1時30分~4時
<令和7年8月>
8月4日(月)午後1時30分~4時
<令和7年9月>
9月1日(月)午後1時30分~4時
<令和7年10月>
10月6日(月)午後1時30分~4時
<令和7年11月>
祝日と重なるため休会
<令和7年12月>
12月1日(月)午後1時30分~4時
<令和8年1月>
1月5日(月)午後1時30分~4時
<令和8年2月>
2月2日(月)午後1時30分~4時
<令和8年3月>
3月2日(月)午後1時30分~4時
■ メディアに「きさらぎ会」の活動が紹介されました
きさらぎ会の活動が読売新聞や産経新聞で紹介されています。
この中から、2004年3月18日付の読売新聞の「ほのぼの@タウン」コーナーに掲載された記事より抜粋して紹介させていただきます。
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「食べさせたのに、すぐ忘れて『ご飯はまだ?』と聞いてくる」「施設に受け入れてもらって安心したら、骨折して寝たきりになった」・・・・・。
そんな悩みを、参加者が一人ひとり語っていく。痴呆症のお年寄りを介護する家族らがつくる「きさらぎ会」は、月1回、会員同士がつらい思いをさらけ出しあう”おしゃべりの集い”を開いている。話すうちに、泣き出す人もいる。ストレスから、怒りをぶつける人もいる。そばには、同じ介護の苦労を味わい、親身になって聞いてくれる仲間たちがいる。「困っている」といえば、だれかが「こうしたら」と助言してくれる。
「ふだん抑えている悲しみ、怒りの感情を、ここでは吐き出していいんです。イラついた顔が、だんだん穏やかになり、帰る頃には笑顔を浮かべる。そんな姿を見ると、うれしくなる」と会長のAさん。
毎月の第1月曜の昼過ぎに開く集いでは、日々の介護に役立てようと、ときおり、痴呆専門の医師やケアマネージャなどを招き、勉強会なども開く。会員の声や介護用具の最新情報などを載せた会報も、月1回発行する。
痴呆症のお年寄りの介護は、重度になると、とりわけ手がかかる。食事、トイレ、入浴の世話。あてもなく歩き回る徘徊などが加われば、目も離せない。このため、月1回の集いに参加できるのは、たいてい会員の半数ほど。それでも、貴重な二時間余りのひとときを求めて、やってくる。
「ここに来ると、ほっとする。介護している者同士でなければ、分かり合えないものがあるからでしょう。だから、どんなに忙しくても来てしまうの」。
自宅で痴呆の義母(88)の面倒をみているという主婦Bさん(60)は、明るい顔で言った。